夫の仕事で来ているので朝はホテルで、そしてお昼・夜ともホテルの近くにあるレストラン
が選手やスタッフの食堂がわりになっているので、そこでお食事をいただきます。 でも土曜の夜は、夫の同僚である地元バーリのクロノメトリスタの方が他のレストランに 連れて行ってくれました。 『Osteria Sapori di Mare』(オステリア サポーリ ディ マーレ)、結果から言うと大満足 だったのです。 見ての通り地元の方で大繁盛のオステリア、ご存知だと思いますがプリエーセ(プーリア人) は日本人に負けず劣らず魚介類の生食をします。 ということで一皿目は生の貝の盛り合わせ! 生牡蠣、ムール貝、ファソラーロ(日本名は不明)、MUSCIO←これも日本名 が不明、しかもこのムシォっていうのもプーリアの方言らしくてイタリア語さえも不明。 ムール貝は生食したことないし、ムシォに至っては初めて見るしと弱腰の私に、夫の同僚 エロスとダニエッラが「Miki~日本人でしょ、食べて食べて!」と促します。 そう言われたらイヤとは言えません、ニッポン人の面子にかけても食べないわけには いきません。 ムール貝はOKなんなく食べられました、問題はムシォです。 ちょっと写真じゃ分かりにくいかもしれないですけど、周りは柔らかい苔のようなもので覆わ れていて中心にオレンジ色の柔らかい皮の中に肝のような物が入っています、 EROSに聞いても岩にくっついて生息していて、周りの岩にも同じ海草が付着しているから 触ってみて柔らかいところがこのムショだそうで、貝なのか何なのかもとにかく正体不明。 では初体験、肝の中心部分にレモンを絞ってそこだけ食べます、ん~くせがあります、海の ものとは思えないアニスみたいな香りもします、私は1個で終了、でもこういう物ってきっと くせになるんでしょうね、今度はお醤油とわさび持参でもう一度トライしてみたい気がします。 そして常にパスタをじゃんじゃん作っていて、出来上がると「○○パスタ今あがったよ、 どうする?」と聞いてくれて、そのパスタがこのカウンターに並び、コックさんじゃなくて カメリエーリ(給仕)が盛って持ってきてくれる方式。 この後食べた生の甘エビ、そしてカバテッリというプーリアのパスタの漁師風、イカと海老の フリット、魚と海老とイカのグリル、どれもこれも新鮮で美味しかった! 高いお金を出せばそれなりに美味しいものも沢山ありますが、安くて美味しいお店っていう のが最近はイタリアでも見つけるのが難しくなっています。 ごちそうになってしまったので正確なところは分からないけれど、たぶん一人30ユーロくらい ではないでしょうか、お奨めです! 『Sapori di Mare』 Viale Papa Govanni XXⅢ,24 70124 BARI TEL:080.5043626 CELL:348.0047133
by pina-pinuccia
| 2011-06-07 15:03
| 小旅行 プーリア
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